戒名の“水子”の意味
水子というと、水子供養や、水子地蔵尊等という発想になりますが、本来水子というのは、戒名の下に付けられる信士、信女と同じ位号の一つです。
ただし戒名での呼び名は“ミズコ”ではなく“スイジ”と読みます。
この“スイジ”は、死産した胎児に付けられる位号であると同時に、乳児でも産まれて間もないうちに亡くなってしまった場合にも付けられてきました。
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2014年9月21日 | コメントは受け付けていません。 |
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水子供養
水子供養と言えば、何となく中絶した胎児のことを意味する様に感じますが、それは1970年代位からそう思われるようになったようです。
きっかけは、その当時、人口中絶に否定的な世論が生まれるなか、1971年に埼玉県秩父郡小鹿町の紫雲山地蔵寺が1万体の水子地蔵を販売したことから始まるそうです。
ですので、それ以前は水子供養と言えば、胎児を含めた小さい子供や赤ちゃんが亡くなった時にするもので、決して人工中絶された胎児のみを指す言葉ではありませんでした。
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2013年3月30日 | コメントは受け付けていません。 |
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