あると便利な仏具の付属品

仏具の中で、紹介ができなかった物をまとめてみました。

仏具ではありませんが『マッチ消し』はマッチの燃えかすを入れるものです。

マッチ箱の中箱をスライドさせるための置き場が付いていたりします。

近年では、火災発生の懸念から、ライターを利用する着火や仏壇内のロウソクの電灯化などが進み主流になりましたので、少なくなりました。

『ロウソク消し』はロウソクの先に被せて火を消す道具です。

これも上記の理由で、少なくなっています。

『過去帳』とは、亡くなられた方の戒名(法名)、没年月日、俗名、行年(享年)などを、命日の日付のページに記入しておくものです。

『見台(けんだい)』という台の上に乗せて、月命日の日に開いておまいりします。

位牌がある場合は、御先祖様の記録として仏壇の中にしまっておきます。

『木魚(もくぎょ)』は、読経のとき、リズミカルに叩いて鳴らし拍子をとります。

木をくりぬいて、魚の模様を入れたところから木魚といわれます。

木魚はふとんの上にのせ、木魚バチでたたきます。

『伏鐘』という、木魚と同様にリズムをとるものとして使用します。

『線香立』と呼ばれる線香を立てて置いておく入れ物もあります。

その他にも、宗派によって本当に実にさまざまな仏具がありますので、御自分の檀家などで必要な仏具が何であるかを詳しく尋ねて確認しておく必要があります。