仏壇の処分

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ひとり娘が嫁いだので仏壇を継ぐ人がいない、子供のいない夫婦など自宅にある仏壇を処分する必要が出てくることがありますが、どのような方法があるのでしょうか。

仏壇の処分を検討する上で、開眼法要をしているかどうか?で手順は変わってきます。

開眼法要とは、現在の仏壇やお墓から新しいものに変わった際や別のものに変わる際などに行う魂入れのことです。

この開眼法要が行われていると、仏壇には魂が入っているということになりますので処分する前に必ず閉眼法要を行う必要があります。

閉眼法要によって仏壇から魂を抜くということです。

決して閉眼法要を行う前に処分をしてしまうことのないようにして下さい。

閉眼供養を行った後の処分方法には、

1.仏具店に引き取ってもらう、

2.菩提寺での引き取り、

3.粗大ゴミとして処分する、

というように3つの方法があります。

粗大ゴミ?と違和感を感じられるかもしれませんが、閉眼供養が終了しているということは、仏壇はただの物(モノ)となっているために問題はありません。

また、菩提寺がない場合には、仏具店に依頼しても良いでしょう。

店によっては閉眼供養も同時に行ってくれるところもありますので利用してみるのも良いかもしれません。

いずれの方法にしても、処分する際には引き出しの中などを最後にきちんと確認して大事な物が残っていないか等、注意しましょう。

今後は、核家族化の進展および世帯構造の変化・状況等により、仏壇の処分は増えてくると予想されます。

それ以外にも住宅のスペースの問題など、仏壇の処分を考える機会がくるかもしれません。

そうした時に備えて適切な処分が出来るよう心掛けておきましょう。