お墓参りのマナーと作法 その2
お墓参りには、遠方にある方なら年に1回、多くても数回程度の方がほとんどでしょう。
お墓参りに行くタイミングは人それぞれですが、一般的なのは春秋のお彼岸、お盆、命日、正月、年忌法要の時などです。
他にも、結婚や出産報告、受験や就職など人生の節目を報告するためにお墓参りに行くこともあるでしょう。
皆様なにげなく、お墓参りをしていると思いますが正しいマナーできちんと行えていますか?
お墓参りに行くために決まった服装などというものはありませんが、やはり派手すぎないほうが好ましいです。
また、お墓掃除を行う場合などは動きやすい服装で行くようにしましょう。
お寺に本堂がある場合、まずはご本尊に先にお参りをし、そしてお墓へ参るようにします。
お墓へ到着したら手桶に水を満たし、墓前で手を合わせ、そして礼拝します。
そして墓石や回りの掃除を行います。
出来れば、お供花は左右で対にお供えするのが理想です。
そして、故人の好物などをお供物としてお供えし、ロウソクに火を灯し、線香に火をつけ、いよいよお参りです。
なお、墓前にお供えしたお供物は、お墓参りが終わり次第、出来れば持ち帰るようにしましょう。
特に食料品などを残しておくと鳥などの餌になり、とても不衛生ですし、なにより後の清掃時にもかなりの負担となってしまいます。
お墓参りを正しく行うことは、お墓に眠っているご先祖様にとりましても大変喜ばしいことだと思います。