お墓参りの時期
皆さんは、ご先祖様のお墓にはどれくらいの期間をおいてお参りしていますか。
お墓にお参りするのに決まった時期はなく、基本的にはいつお参りしても良いと言われています。
しかし、この時期は特に重点的にお参りしましょうとされている時期もあります。
それは、故人の命日、祥月命日(しょうつきめいにち)です。
祥月命日(しょうつきめいにち)というのは、亡くなった年以降の同じ月、同じ日のことです。
毎月の亡くなった日と同日のことを月命日(つきめいにち)と言います。
祥月命日(しょうつきめいにち)には、法事・法要を行うことが多いようです。
また、法要とまではいかなくてもお墓参りをする方が多いです。
その他にお墓参りをする時期は、お盆です。
お盆は、死者が年に一度家族の元に戻ってくるとされている日です。
この信仰が各地に根強く残っています。
お盆の時期は地方によって異なりますが、たいていは7月または8月の13日から4日間です。
この時期にお墓参りすることが多いようです。
その他、お墓参りの時期としてはお彼岸です。
仏教では、生と死の間にある川の向こう側にある岸を彼岸といいます。
春と秋にある彼岸に、彼岸会とという法要をしたり墓参りをしたりします。
このように、お墓参りをする期間が一般的にはありますが、基本はお墓参りはいつしてもいいものとされています。
なかなかお墓参りに行けないという遠方にお住いの方は、帰省のときにぜひにお墓を参って下さい。
そういった機会があれば、その時にお墓の清掃もするとよいでしょう。