カモミール(カミツレ)
カモミールはヨーロッパが原産のハーブで、花が咲いた後に枯れる一年草です。
効能は鎮静や消化促進、発汗作用などですが、他にも、婦人科系のバランス調整などにも効くと言われています。
民間薬として古くから利用され親しまれている植物です。
栽培したカモミールを自分でお茶にすることもできます。
作り方は、収穫したカモミールを水洗いします。
花のみを手でつみとり、ざるの上に広げて乾燥させます。晴天であれば日光にあてましょう。
1日目に乾燥が進んでいるようなら、ざるをふって、花を裏返し、全体に日光があたるようにしましょう。
2日目には花が縮んできます。
手でさわって乾燥が確認できるようなら、できあがりです。
保存方法は乾燥剤を入れた密封容器に入れましょう。
さて、完成したカモミールを飲む方法は、スプーン二杯分のカモミールに200cc位のお湯をそそいで、5分むらします。
アイスティーにしたい場合はもう少しむらして、濃く作りましょう。
カモミールの栽培方法のポイントは、水を土の表面が乾いたらたっぷりとあえることです。
水はけがいいことが大切な一方、乾きすぎると充分生長できないのでその点注意をして下さい。
乾かしすぎに適湿を保つように心がけましょう。
肥料はチッソ分の多い肥料を与えると、葉ばかりが茂って花付きが悪くなることがあるので気をつけます。
カモミールは花の部分をお茶として利用するので、花がたくさん付く様に栽培することがポイントとなります。