ノースポール
本日は久し振りに草花についての話題です。
クリサンセマム・ノースポール=「北極」という名前をもつ一年草の植物ですが、花付きが非常に良く株全体に白い花が咲き乱れる様子から、「北極」と名付けられました。
開花時期は、花の少ないこれからの時期である12月から6月頃までと大変長く、栽培者にとっては、お得で美しい冬の花の一つです。
我が家にも毎年こぼれ種で花を咲かせるノースポールですが、暑さに非常に弱いため暑くなると急速にしおれてしまいます。
寒ければ丈夫な植物で、雑草がたくさん生えているような場所でもよく育ちます。
原産地は北アフリカのアルジェリアやヨーロッパ全域で、特に地中海沿岸に広く分布しています。
草丈は15センチから25センチくらいになります。
花はマーガレットに似た可愛い花が咲きます。
白で可憐な花は、庭にあっても他の植物とよく馴染み、色合いも暴れることもないので、冬のガーデニングには欠かせない植物素材です。
ノースポールは日当りの良い場所を好みます。
寒さには本当に丈夫で、霜にあたっても枯れることがありません。
しかし、葉先が多少傷んだりするので厳寒期には霜よけをしてあげるのが良いでしょう。
我が家では、こぼれ種で増えているものに関しては霜よけはしていません。
水はけの良い、やや水もちする土壌を好みます。
過湿や乾燥が苦手なので水やりに注意しましょう。
鉢植えの場合は水をあげすぎると枯れてしまいます。
また有機質の肥沃な土壌を好みますので、併せて堆肥なども混入・撹拌し、水はけと水持ちの良い土壌をつくってあげるのがポイントです。