京浜四大本山巡り ~池上本門寺~

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今日は七夕、7月に入りましてかなり暑い日が続いております。

夏はまだまだこれからが本番ですので、皆様、体調管理には十分お気を付けください。

さて本日はあらためまして、ここ池上本門寺のご案内を少しだけ、させていただきたいと思います。

池上本門寺は、始発の池上線五反田駅から約二十分、都心とは少し離れた空気を感じる京浜四大本山の一つです。

京浜四大本山とは、池上・本門寺、芝・増上寺、川崎大師・平間寺、鶴見・總持寺の四つの大寺を指し、国道一号線沿線上にほぼ一直線上に位置する、それぞれの宗派を代表する寺院のことです。

京浜四大本山のひとつである池上本門寺は、日蓮聖人が病気静養のために常陸の湯(現在の茨城県の北東部)へ行く途中、途中で立ち寄った池上宗仲公の屋敷で弘安五年(1282年)10月13日に御入滅された後、この屋敷の主だった池上宗仲公が土地を寄贈し、建立されました。

池上本門寺は、日蓮聖人御入滅の地として、日蓮宗では最も重要なお寺のひとつであり、日蓮聖人に関する貴重な資料も多く残され、大切に保管されています。

もちろん、地元界隈では散策スポットとしても親しまれています。

10月12日の「お会式」は、勇壮な纏(まとい)や笛と太鼓の音色と共に万燈が練り歩き、日蓮聖人への供養と共に、いまや秋の初めの名物でもあります。

そして、大堂をはじめ五重塔や多宝塔など多くの重要文化財としての建造物を有するだけではなく、緑豊かな土地でもあります。

また、要予約の写経や人生相談、ヨガなど、有料で週一回の講義で一年間のカリキュラムをこなすと本門寺の公式ガイドの資格を取得出来る「池上市民大学」なども開催されています。

そして、仏教を肌で感じられる場所で10年以上もの歴史がある「大人のミニフェス」が九月初頭に開催され、著名なアーティスト達がステージでパフォーマンスを披露します。

その他に、季節ごとに日蓮宗の行事や様々なイベント、貴重な文献が観られたりと、多彩な催しなどもあります。

お参りをした後は、お寺の境内を探索しながら緑を眺めてリフレッシュしてみてはいかがでしょう。

ただ、ここのところ少し暑いので、水分補給は欠かさずに。

山内には、各所に飲料販売機やお休み処などで涼を取りながら散策を御楽しみ下さい。

京浜四大本山について、こちらのサイトで詳しいご案内が掲載されています。



京浜四大本山巡り