仏具のお手入れ方法

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お盆や、法要の前、正月を迎えるための年末大掃除。

気になるのが、埃を沢山かぶっている仏具のお手入れ方法ではないでしょうか。

いざ取り掛かろうろしても、実際にそのようにすれば良いのか分からない方も多いでしょう。

少しのコツさえ抑えてもらえたら、特に難しいこともないのですよ。

お手入れで一番、大切なことは、それがどのような材質で作られているか?を見極めることです。

材質によってお手入れ方法は違います。

そうやって聞くと、え?やっぱり難しそうと思うかもしれませんが日常の掃除でも、材質によって掃除の方法を自然と変えていますよね。

それと同じことです。

仏具で一番多い素材は、やはり木材です。

仏具に一般的に多く使用されている白木は、油分などを吸収しやすい性質がありますので、台所で使用している布巾などとは併用せずに新しいものを用意しましょう。

汚れている部分には、中性洗剤を薄めたものでふき取るようにすれば良いです。

次に漆塗りの部分ですが、漆は摩擦にとても弱い性質を持っています。

決してゴシゴシと拭くようなことのないように布巾よりもガーゼのようなものでお手入れをしましょう。

仏具に使用される素材で一番、取り扱いが難しいのが金箔の部分です。

金箔は摩擦、油分、水分、全てに非常に弱いので十分に気をつけなけらばいけません。

金箔の部分に関しては、軽く柔らかい毛で出来たはたきなどで、埃を取る程度にしておきましょう。

細工や加工も細かいものが多いので、普段の掃除よりもやはり取り扱いには気を張ってしまいます。

しかし仏具をお手入れすることは、ご供養のひとつと言えるので、大変だなと業者に丸投げするのではなく、ぜひ自分達でトライしてみましょう。