仏壇を持つのは長男だけ?

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両親が亡くなった次男や三男の場合は仏壇を持つ事ができないのでしょうか。

答えはNOです。

仏壇が家にあるという家庭が激減しているのは核家族化が進んでいるからだと言えるかもしれません。

核家族化が進んで家という意識が薄くなってきていることもあり、家にまつわる先祖にまで心が向かわず、先祖崇拝の要である所の仏壇に気持ちが向かないのかもしれません。

また実家を離れた次男などには、先祖を供養する「義務」はないと考える人もいるようです。

しかし、よく考えるとご先祖様は義務感から供養しなければならないものなのでしょうか

。自分が長男であっても次男であってもご先祖様を供養することは大切なことです。

まして自分達の親が亡くなったというような場合は、両者同様に供養してほしいものです。

義務でご先祖様を供養しなければならないとしたら、長男にしか仏壇は必要ないという様な考え方になるのは無理からぬことですが、そうでないとしたら、長男も次男も三男も仏壇を置いてほしいものです。

亡くなった親の立場を少し考えてみるとわかりますが、長男にのみご供養してもらうだけで満足してくれるものでしょうか。

親の立場では子供達全員に供養してもらいたいものです。

そして親の方も仏壇を通して子供全員の幸せを見守っていたいというものではないでしょうか。

子供の立場でも長男や次男という単純な生まれた順番で供養する気持ちをある意味奪われるのは悲しいことです。

ですのでぜひ次男でも三男でも仏壇を購入して、ご両親の供養をしてほしいものです。