仏壇を購入するタイミング その4
仏壇が家にないという家庭も最近では珍しくはありません。
以前は家を建てたと同時に仏壇を置くスペースを考え、家を建てた時に仏壇も同時に購入したものです。
しかし昔とは建築方法も違えば、ライフスタイルも様変わりし、それに伴い住宅空間や間取りも大きく変化しています。
少し前には洋風建築だとしても和室を必ず一室は設けたものですが、最近では和室さえ作らないお宅も増えています。
そうなると仏壇どころの話ではなくなってしまうようです。
しかし、建築した当初は親も達者で仏壇のことなんて考えもしなかった方でも、親が亡くなると途端に仏壇の購入を考えるようになるようです。
こうした場合、間取り上で仏壇を置くスペースが上手に取れないなどの問題が発生したりしてしまいます。
ただ、悩むことはありません。
なぜかと言えば、時代とライフスタイルに合わせて仏壇の方が変化してくれているからです。
洋間に合わせた洋風の外観の仏壇がたくさん出回っています。
また省スペース仏壇もありますし、可愛らしい仏壇もあります。
お好きな仏壇をチョイスし、ご供養できる時代となりました。
このような仏壇は購入後、お好きな場所に置く事が可能です。
しかし一般的に言われている神棚と仏壇を同じ部屋に置いてはいけないという、仏壇を置く時のタブーがいくつかありますので、それらには少しだけ配慮が必要になるでしょう。
では、神棚と仏壇を同じ部屋に置くのは本当にタブーなのでしょうか。
答えはノーです。
ただ、仏壇と神棚を向かい合わせに置くことだけは避けたほうが良いかもしれません。
その理由は、どちらか一方をお参りするときには、もう一方にお尻を向けることになってしまうからです。