会社の取引先の葬儀に参列する

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社会人としての経験が長くなれば、葬儀に会社の代表としてまたは代理人として参列する場面も増えてくるかも知れません。

取引先の社員など会社関係の方の訃報の連絡が入った際は、自分の独断で行動するのは控えましょう。

個人での付き合いではなく会社同士のお付き合いですので、会社からの対応が必要になります。

例えば故人と役職などが同格の人を代表者として参列に向かわせたり、また供花の手配など自分ひとりでは決められないことも多いものです。

まずは上司に報告するようにしましょう。

いざ、参列することが決まった後にもいくつか注意したい点があります。

代理人として参列する際には、まずは受付で名刺を渡します。

参列したのが差し出した名刺の本人の場合には、名刺の右上に『弔』の字を書きます。

代理人として参列した場合には、誰の代理人なのかが分かるように出席出来ない方の名刺も持参することを忘れないようにしましょう。

出席できない人の名刺の右上に『弔』の字を書き、自分自身の名刺の右上には『代』の字を書き入れます。

代理人として参列した際の記帳はどちらの名前を書けば迷われるでしょうが、自分の名前ではなく参列できなかった人の名前を記帳します。

自分よりも上司の代理として参列した場合は上司の名前とともに役職も記帳しましょう。

香典も参列できなかった方を表書きに書きます。

そのように会社関係の方の葬儀に参列する際には、故人との別れを惜しむという気持ちが一番大切なのはもちろんのこと、葬儀の際のビジネスマナーも併せて理解しておきたいものです。