喪中葉書を書く

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四十九日を迎え、喪が明けるまで、注意しなければいけないことはいくつかあります。

年賀状もそのひとつです。

喪中はもちろん年賀状は出しませんが、いざ喪中葉書を出そうと思った時にどのように書いたら良いのか困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

郵便局などで売られている年賀状には新年を喜ぶという意味がこめられているのでもちろん使用出来ません。

通常の官製はがきを使用しましょう。

私製はがきを使う時には、結婚式などで使う慶事用の切手とは逆のもので弔事用の切手というものがありますので用意すると、なお良いです。

基本的には、白黒で印字するのが一般的でしたが最近では背景やイラストをカラーで印刷したものも増えてきています。

薄墨にする必要はありませんので通常の白黒の濃さで問題ないです。

ただし背景やイラストは慶事を連想されるようなものは避けて、例えば蓮の花や富士山などにすると良いでしょう。

以前よりは形にとらわれすぎず様々なタイプのものが見られるようになってきましたが、決して派手にはならないように心がけましょう。

書き方の例としては、

「(続柄)(名前)が◯月○日に○歳で永眠いたしました 喪中につき年末年始のご挨拶は失礼させていただきます」

というように自分と故人の続柄、そして亡くなった日付を記し、その後に年始の挨拶が出来ない旨をお詫びしましょう。

そして文中には、句読点はつけないのが基本です。

葬儀に参列していただいた方には、そのお礼も一緒に伝えても失礼ではありません。

喪中はがきを出すタイミングは年賀状よりは早めなので、それを踏まえて準備するようにしましょう。