墓地の基礎知識

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世間一般で言われている「墓地」とは一体どのようなものを指すのでしょうか?

具体的に書いて行こうと思いますので、これから購入をしなければならない人や将来のためにどのようなものなのか興味を持たれた方がおられましたら、是非読んで頂いて参考にしてください。

「墓地」とは法律上で遺体や遺骨を埋葬することができる区域のことです。

その区域の施設のことを「墳墓(ふんぼ)」と言います。

墓地自体は、何度も購入するものでもありませんし、以後は子孫も入ることになるので結構な値段になる場合があります。

なるべくであれば、管理が行き届いていて足が運びやすく景観がいい、そのような墓地を選ぶのが妥当でしょう。

それぞれの家庭の事情によって建てる時期が変わってきますので、一概には言えませんが、タイミングとしては、初七日や四十九日、お盆や彼岸、一周忌、三回忌などの家族や親戚の集まる法要のときに故人を偲びながら建立するのがいいと思われます。

墓地は、土地の所得権を所得するものでもありません。

永代使用料を払って永代使用権を得ているだけですので、土地の購入とは違います。

永代使用権はその墓地を相続する人が代々引き継ぐことができるのですが、第三者への譲歩が認められていません。

余談ですが、なぜ墓石を建立するようになったかと言うと、西暦538年仏教が中国より経由して朝鮮半島から伝わった火葬の習慣の始まりと釈尊を埋葬したストゥーバ、仏舎利塔が源流となっているようです。

それを真似て三重塔や五重塔などの塔・堂宇を建てて先祖の供養を行うようになりました。

あとに平安時代にようやく五輪塔という墓石を建てるようになります。

その後、近年のようなお墓になっていったようです。