御朱印帳
近年のパワースポット流行を背景に、御朱印ガールや御朱印ボーイが登場し、寺院やお寺の印を集めている若者が多くなっていると聞きます。
この印は、参拝者向けに押印される印章(印影)なのですが、駅などにある観光スタンプとは異なるものです。
参拝者が勝手に押すのではなく、寺社の職員や僧侶、神職、氏子などが押してくれたりもします。
その下に、墨書で寺社名や参拝日も書かれて、すべてまとめて『御朱印』と言うのです。
元々は、寺社に写経を納めた際の受取印だったという説が根強いのですが、今では参拝記念にという立ち位置になっているのは否めません。
いろんな寺社に行き、そこの代表的な印をいただく方もいらっしゃいます。
同じ寺社に絞って、年中行事や秘仏の御開帳、特別公開などごとに合わせた特別な朱印を集めている方もいらっしゃいます。
また1つの寺社でも、複数の霊場を兼ねている場合は、その霊場ごとに別の朱印があったりもします。
ただし、すべての寺社が、朱印を歓迎しているわけではなく、お断りされる場合もあります。
そんな時は無理強いしないで、できるだけいただく、を心がけるといいと思います。
池上本門寺 花峰の店内では、常時68種以上の様々な色彩の御朱印帳をご用意しております。
鮮やかな花柄からシックな文字の物、江戸小紋柄など、本当に、どれもこれも美しくって、御朱印帳も集めたくなります。
御朱印帳を集めたら、また寺社を回って、何回でも朱印を押してもらってくださいね。
何回行っても、仏様も神様も『よく来たね』ときっと誉めてくださることでしょう。
御朱印を集める事で、仏様や神様に手を合わせ、過去の自分を懺悔したり、今の自分を顧みたり、未来の自分を祈願したりと、仏様や神様とぐっと近くなります。
人は人の力だけで生きているのではありません。
仏様や神様、ご先祖様の大いなる力の後押しがあるからこそ日々生きていられるのです。
御朱印を集めて、自分だけの御朱印帳を作る。
これって、今の時代でいうところの、仏様や神様とどれだけ仲良しになったかのポイントカードと言っていいのかも。。。などと、筆者は思う今日この頃です。