忌み言葉(いみことば)
大切な方が亡くなった時。
そんな時誰しもが、その方の葬儀に立会いたいと思うのではないでしょうか。
もちろん万難を排して駆け付けるのが葬儀や通夜でありますが、どうしてもそれが出来ない事情がある場合があります。
自分の体調が優れないため、家族の看護があるため、海外に赴任しているため、どうしても外せない仕事を抱えているため、試験や受験をひかえているため、妊娠中であるため、遠方であるため、悪天候や災害にみまわれているため。
そんなどうしても葬儀や通夜に駆け付けられてない理由がある方は、お悔やみの手紙を書くという方法があります。
お悔やみの手紙は、初七日までに届く様にするのが礼儀です。
もちろん葉書ではなく、封筒と便箋っを使用しましょう。
この場合シンプルな白のものを選べば間違いはないでしょう。
書き方の基本は急なことなので、挨拶の文章は省略して「突然の知らせに信じることができません」などと悲しみの表現から書きはじめましょう。
香典を同封する場合もその旨の言葉を添えましょう。
この手紙の中で使ってはいけない言葉があります。
それは悲しみをごとを連想させる言葉です。
くれぐれも、返す返す、ますます、皆々様、再び、重ね重ね、重ねて、度重なる、たびたび、等、不幸が重なることを意味するような言葉を忌み言葉と言ってさけなければなりません。
他には、苦しむ、九、迷う、とんだこと、浮かばれない、死、死亡も避るべき忌み言葉ですので注意して下さい。