急なお葬式

先日聞いた話では、ずっと核家族で育ってきたご長男が、まだ若くしてお父様をなくされて、自分が葬儀というものに参列したことも数回しかなかったので、喪主として何をしたらいいのか全く分からなかったということでした。

若い頃には自分の親が亡くなるなんていうことを想像もできないものなのです。

また、人が亡くなるのは突然だということを改めて認識させられるエピソードでした。

このご長男家族は市営葬儀を行ないました。

市営葬儀とは、住んでいる市町村の運営する葬儀場または斎場等を利用する葬儀のことで、戸籍のある役所に問い合わせると、市営の葬儀場を使わせてもらえ、提携の葬儀社を紹介してもらうこともできます。

この場合、たいていは亡くなった方か、喪主がその市町村に戸籍をおいていれば葬儀が可能です。

この場合料金がかなりおさえられるので、経済的負担が軽くてすみます。

詳細は住んでいる地域の役所のホームページに詳しくのっていますから、料金まで明記されていることもありますので、一度参考にのぞいてみるのも良いでしょう。

葬儀の予定は亡くなった後よりも亡くなる直前の方が後々スムーズに運びます。

できれば危篤状態の時に一報をいれた方いいようです。

相談する内容はたくさんあると思いますが、まず大切なことは、今どこの病院に入院しているか、経過はどうか、本人はどこの市民か、葬儀スタイルの希望、参加人数、予算、遺影写真、死亡届について、喪主の連絡先、ご遺体の安置先等です。