新鮮なアレンジメントフラワーの香りがするお線香「ルビー宝」

さて、今年のバレンタインデーの成果はいかがだったでしょうか。

バレンタインデーには西洋の歴史が刻み込まれています。

ふと気になり、改めてその由来を調べてみますと、若い兵士の結婚を禁じた王に逆らって、若い恋人たちの恋愛が成就することを応援して処刑されたバレンタイン神父の命日を祈って設けられた日が、バレンタインデーと呼ばれるようになったとのことですが。

・・・・・。

決して、好きな相手にチョコレートを渡す日ではなかったんですよね。

しかし、日本に入ってきて約40数年、デパートやスーパーの催事場には、女性と言わず、老若男女が押し寄せて買っていますね。

もちろん、仏さまも、嘘や偽りのない正しい恋愛に関しては、応援してくださっていると思うので、ここはひとつお菓子屋さんのイベントに目をつぶってみましょう。

さて。

箱を開けると、新鮮なアレンジメントフラワーの香りがする、
薫寿堂さんの「ルビー宝」を本日はご紹介します。

微煙タイプのお線香でありながら、消臭効果と芳香の仕事もします。

清らかな花々の香りが、家の中に燻っている困った臭いを解消して、綺麗に取り去り、そこに生き生きとした花かごの香りを残します。

和花というよりは、洋花の淡いパステル調でまとめられた花かごなのでしょう。

まだ少しだけ寒い家の中に、心の温かさを残すような香りと色彩があります。

確かに普段は、対の花瓶に対称に花が供えられていますが、たまには、仏さまもアレンジフラワー、花かごはうれしいものかと思います。

とあるお寺の方丈さんがこんなことをおっしゃっていました。

「年中造花は褒められたものではないけれど、仏さまは花のない時期や花の持ちが悪い時期は何より知っているから、そういう時少しの期間だけ、供花や生花にはない彩の造花をあげられると喜ぶものだよ」。

常々このブログでは、香りが仏さまの食べ物と書いてはおりますが、時に色もまた仏さまの「おやつ」的感覚にもなるのですね。

「ルビー宝」は、そんな花をちょっとだけお休みした時の、お花の代わりになるお線香です。

また、もしよろしければ、少しまとまった量をクローゼットに置いてみると、お洋服にお花の香りがしみ込んで、化学的芳香剤では絶対に出せない優しい香りを演出してくれます。

バレンタインの時に、チョコの香りもいいですが、仏さまには花の香りで「いつも守ってくださる敬愛」の気持ちを伝えてみるのもいいかもしれません。

あなたの恋が成就しますように。



池上本門寺 花峰 - ルビー宝 徳用バラ