本門寺花峰のお線香~《白檀 池上》

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さて、こちらの商品も池上本門寺 花峰のオリジナルブランドのお線香です。

主なる香りは、白檀、丁字、桂皮等です。

白檀はもうこの名称で有名な香りですが、丁字や桂皮は、一種の漢方とも言えますが、横文字表記にしますと、丁字〜グローブ、桂皮〜ニッキ、シナモンです。

これらは、つまり料理用スパイスとして有名なものです。

白檀は、紀元前5世紀頃にはすでに高貴な香木として使われていたというお話ですから、我々のお線香の香りとして最も馴染み深いものかと思います。

香木としてそのまま用いられだけでなく、蒸留して取られる白檀オイルの主成分サンタロールには、殺菌作用や利尿成分があると言われて、薬用としても広く使われています。

また、胸のつかえをとったり爽快感を与える等、気分の薬にもなります。

熱を加えないでも充分芳香を放つために、仏像や数珠になったり、日本では扇子の骨になったりして多様されています。

丁字〜クローブは、香辛料として肉料理によく使われます。また、他の香辛料とブレンドしてカレーのスパイスにもなったりします。

生薬としても、芳香健胃剤としても使われています。

桂皮は、ニッキやシナモンと呼んだ方が耳に慣れているかもしれません。桂皮(けいひ)と呼ばれるのは生薬としてのときです。

紀元前4000年ごろから、エジプトでミイラの防腐剤に使われはじめたとのことです。

日本には、8世紀前半に正倉院の宝物の中に入ってきています。

独特の甘味と香り、かすかな辛みがカプチーノなどの飲料やアップルパイ、シナモンロールなどで知られていると思います。

身体を温める作用や発汗・発散作用、健胃作用もあります。

こうして書いてみて、また皆さんもお読みになってご理解いただけたと思いますが、この3種をメインに配合した『白檀 池上』のお香はかいで、胸がすきっとさっぱりする効果があるのです。

また、お部屋の中の空気もすっきりさせるでしょう。

生薬配合の薬を飲むだけでなく、日頃の空気の一つのかおりとして嗅ぐことは、身体をお線香で、またはお線香をあげた仏様に守っていただくことと言えるかもしれません。