民営墓地
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、本日は民営墓地のお話です。
民営墓地とは、永続性が保証されている公益法人や宗教法人などに経営が許可されている墓地の総称です。
宗教法人や公益法人などが経営母体となって、霊園の開発や販売、管理などを行います。
民営墓地も公営墓地と同様、宗教や宗派を問わず埋葬することができます。
規則も緩やかなのが民営墓地の特徴です。
墓石の形も自由に選択できます。
ただ、特に注意しなければならないのは、霊園の経営母体の健全性でしょうか。
以下に、民営墓地のメリット・デメリットを記します。
【民営墓地のメリット】
・購入者の資格制限がないので、条件を気にせず選ぶことが出来る。
・区画の広さや、墓石のデザインを比較的自由に選ぶことが出来る。
・駐車場や法要を行える施設などが併設されているなど便益施設が充実している。
・生前に購入することが可能。
【民営墓地のデメリット】
・石材店が指定されているケースが多く、その場合は購入者が石材店を選択することができない。
・永代使用料や管理費が高めに設定されていることがある。
・条件が良いお墓はすぐに売り切れてしまう。
・希望する場所を購入できない場合がある。
・霊園・墓地によっては、経営の安定性や管理状態の差がある。
いずれにしても、施設の規模や運営主体の財務状況など、丹念に調べてから購入する事が望ましいのは言うまでもありません。