池上本門寺 節分会2018
池上本門寺では、平成30年の豆まきを2月3日土曜日に行います。
時間は午後1時から3時30分までです。
主なスケジュールとしては、「福男・福女お練り行列」が1時より、徳持会館から池上商店街を通って大堂に向かいます。
続いて「追儺式法要」が、午後2時より大堂で行われます。
そして、3時から大堂前特設桟敷で「豆まき」が行われるのです。
日蓮聖人が、その生涯の最後を過ごした場所であり、加藤清正や徳川家からも篤く信仰された祈願寺が、池上本門寺です。
「豆まき」は、正式には「節分追儺式」と呼びます。
2月4日は立春、新しい年が始まります~昔はお正月ではなく、立春から新たしい年になるとされ、現代でも暦はそうなっています。
季節が変わる。
その変わり目には、邪気(鬼)が生じると考えられて、それを追い払うための悪霊退散を目的として行われるのです。
歴史上では、宇多天皇の時代(867年~931年)に、鞍馬山の鬼が都に出てきて荒れ狂ったのを、祈祷をして鬼の穴を封じて、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶして、災難から逃れたという故事、伝説がはじまりのようです。
ただ、池上本門寺の豆まきは他と違います。
鬼子母神様を祀ってあります。
つまり「鬼」を祀っているので、「福は内」は言うけれども、「鬼は外」は口にしません。
鬼にも愛情を注ぐと言うのが、池上本門寺流の豆まきです。
池上本門寺には、昭和のスター・力道山が埋葬されています。
ゆえに、プロレス関係者や格闘家ゆかりのお寺でもあります。
ですから、「豆まき」のゲストおく撒き手には、多くのプロレスラーがいらっしゃる予定です。
プロレスファンなのか、毎年13000人を超える方が訪れています。
あまりの混雑ぶりに、ロープで区切って幼児・小学生席と高齢者席まで設けられます。
厄災消除や開運招運の願いが込められた福豆(10~20粒入り)の小袋が、何と総重量で1トンも撒かれるのです。
是非、ご来山ください。