神式でのお墓参り

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神道におけるお墓参りは、仏式とはどのような違いがあるのでしょう。

ます、神道ではお墓のことを『奥都城(おくつき)』と呼びます。

神道では、死を穢れとして扱うので、神社自体は墓を所得しないのが普通ですので、公営か民営の墓地を利用します。

仏教とは微妙に違う時期のサイクルで、法要がありますので注意が必要です。

例えば、故人の祥月命日に行う『式年祭』(一年祭・三年祭・五年祭・十年祭・二十年祭、三十年祭・五十年祭・百年祭)を中心に、春秋のお彼岸やお盆にお墓参りをするようになっています。

墓地の掃除は、仏式の掃除のやり方と、全然、変わりません。

はっきりとした決まりはないものの、命日や式年祭にお墓参りやお墓掃除を行うケースがほとんどではないかと思います。

何度も重複しますが、ゴミや落ち葉、雑草を取り除き、墓地内を清掃します。

供え物は水、洗米、塩、御神酒、それに加えて故人の好物を供えてもいいでしょう。

花立てには花は供えなません。代わりに、榊(さかき)を花立てに飾ります。

仏式でのお墓参りと決定的に違うのは、神式のお墓参りでは線香を使わないと言うことです。

礼拝のやり方も仏式とは大幅に違いがあります。

まずは、深く一礼をして一度、拍手を打ちます。

つぎに二礼・二拍手・一礼を順番に行い礼拝を行います。

仏教における忍び手とは違うので、パン、パンと音を立てて打ってかまいません。

以上が、神式によるお墓参りの大まかな流れになりますので参考程度にしておきましょう。