秋に種を蒔きましょう
秋というのは、涼しい風が吹きはじめます。
人間にとっても植物にとっても、やれやれな季節です。
特に今年の夏は例年より暑く、庭に植えることができる植物が少ないと同時に、気持ちもどこか夏バテしてしまう人も多いことでしょう。
そんなとき「そろそろ庭にでて、本格的にガーデニングしたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
秋には、春同様たくさんの花が咲きます。
また、あらゆる実りをもたらす秋は、園芸好きにとっては、一年を通して楽しい時期の一つですよね。
そんな秋には、秋そのものを楽しむのと同時に、来年の春の準備の仕事があります。
秋に植えると翌春に美しい花を咲かせる植物がたくさんあるので、ぜひ準備しておきましょう。
おすすめの植物に、ガイラルディアがあります。
和名では、天人菊 (てんにんぎく)とも呼ばれます。
耐寒性が強く、適した場所に植えれば、病害虫のほとんど無いという丈夫な植物です。
毎年花が咲く多年性タイプのものと、一年性のものがありますので、お好みのものを注意して選びましょう。
南アメリカおおよそ20種が分布しています。
種まきの適期は、4月、5月、または9月、10月です。
多年性タイプはさし芽で増やしたり、株分けで増やすことができます。
種を蒔く場所はとにかく日当りが重要です。
日当りがわるいとひょろひょろと成長して花を咲かせません。
用度は水はけが良ければ良く育つ丈夫な植物です。
ガーデニング初心者にももってこいの植物なのでお試し下さい。