素焼き七福神 七体セット

ご自宅の経机のちょっとした隙間、神棚の上などに、かわいい七福神を飾ってみませんか。

縁起置物としての用途はもちろんのことですが、素焼きなので、枕もとにちょっと置くと簡易加湿器に、また、くつろぎのひと時にには、アロマストーンとしてもご使用いただけます。

桐箱(440㎜×100㎜×70㎜)に入っていてちょっとした贈り物にもいいです。

セット内容は、七福神と、座布団、七福神解説書兼取扱書が入っています。

ここで、七福神とは、おのおのどんな意味を持つのかご紹介したいと思います。

恵比須様…イザナミ・イザナギの子供です。唯一の日本人。元々は「大漁追福」の漁業の神様です。だから、鯛(めでたいにもつながります)と釣り竿を持っています。時代が流れていくうちに、「商売繁盛」や「五穀豊穣」も担うようになりました。

大黒様(大黒天)…インドのヒンデゥー教の神であり、本名はマハーカーラ。マーハは、大きい、カーラは黒いで、日本人にしては珍しく直訳で大黒になったということ。インドから日本に渡ってきた時点で大国主命の習合(変身の意)となりました。打ち出の小槌と大袋を持って、米俵と共に描かれることが多いです。つまり、食物や財福をつかさどる神なのです。大黒柱という言葉も、大黒様から来ています。

毘沙門天…こちらも、インド生まれのヒンデゥー教。戦の神でしたが、仏門に入ってからは、福徳増進の神様になりました。戦い出身ですから、甲冑をつけて矛を持っています。厄除け(戦って蹴散らす)としては、戦国武将の信仰を集めました。恵方を司どり、財運を授け、大願成就を助けます。

福禄寿…道教の層の道土天南星。または、道教の神で南極星の化身の南極老人と呼ばれることもあります。なすびのように額が、禿げているけれど、それ以上に長い。禄(財力があり)福をもたらす、生活の仕方、知恵がある老人という立場が、長い頭に象徴されているのです。

寿老人…やはり道教の神。福禄寿と同じく、杖を持っていますが、なにやら巻物と思われるものも持っています。別名は「白鬚明神」ですので、福禄寿より長生きしている、総合に長けた長老という立場です。

布袋…唐時代の中国に実在したと言われる仏教の禅僧です。満点の笑顔と、太っていておおらかな風貌が安心感として魅力の福徳円満の神です。僧時代、大きな袋をしょって各地を旅して、袋から財を出してくれたとか。弥勒菩薩の化身とも言われています。

弁財天…七福神唯一の女子。インド生まれのヒンデゥー今日の出。元々は河の神です。だからかなのか、日本では川縁など水辺に祀られることが多いです。でも、仏教に入ることで、音楽や弁才(お話に長けてるの意)、財福・知恵のある天女となり、その証として琵琶を持っています。

さて。。。あなたの好きな七福神は、どなたでしょうか。