灯篭(とうろう)とは

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灯篭(とうろう)、といっても様々な形状とその用途があります。

仏壇の天井部分から左右一体で吊り下げて、中を照らすのも『灯篭(とうろう)』の役目です。

吊灯篭、隠元灯篭とも言われます。

この中には電球が入っていて、本尊、位牌を明るく照らします。

電線を仏壇の中に配線し、スイッチで点灯、消灯をします。

電線がないリモコンタイプのものも近年では人気です。

昔は、豆電球でしたので明かりが弱わくすぐに寿命が来てしまっていたのですが、近年では、豆電球よりも明るく、消費電力の少ないLEDライトに対応したものもあり、半永久的に長い寿命を持つため、その点での改善もなされています。

基本的に仏壇は木製でできているので、方相の関係もありますが、直射日光の当たらない湿気の低い場所に置くため、何となく暗めの場所に安置することになります。

そうすると、仏壇の中にある御本尊や位牌もどんよりとした感じになってしまいます。

灯篭の役割は、仏壇の中にある御本尊や位牌を明るく照らすことにあります。

形状や大きさなどは、それこそ星の数ありますので、仏壇に合わせて付けるのが良いでしょう。

宗派などによる形状に決まりなどは無いようですので、仏具店の人に仏壇にあった形状のものを取り付けてもらうのが一番いいのではないかと思います。

天井から、伸びているのでソケットが逆さになっていますので、自然と電球が緩んでくる場合があります。

そのせいで、電球が切れていると勘違いする場合があります。

灯篭は、結構、複雑な形をしていますので、取り外すのが難儀する場合もありますので、あらかじめ、分解方法を尋ねておいておきましょう。

解らないときは、仏具店に相談しましょう。