電池式ローソク ゴールド&ブラウン
今回ご案内する商品は、火を使わないローソク「電池式ローソク」です。
LED使用で、あたたかみのある光がやさしく煌きます。
商品サイズは、高さ163㎜×幅84㎜×奥行56㎜ですから、置く場所を選びません。
近年、仏壇は、自分の住まいだけにあるとは限らなくなりました。
高齢化社会がますます進展する現代では、自宅に仏壇があったとしても、延焼の危険性のあるローソクやお線香を自由に灯すことも危ない時代になってきました。
それによって、火事になったというニュースも耳にします。
自宅以上に不自由なのは、高齢者専用住宅や施設に入所した時です。
仏壇は、人情として部屋内に置いていいことになっているようです。
仏壇という大きいものを置けないけれど、自分の部屋の中で仏壇コーナーを作る方もいます。
話は少しそれますが今、介護施設や老人施設、あるいは病院にしても、全面禁煙になっています。
これは、煙害や副流煙から守るという意味もありますが、本当は、火の始末があやふやになって危ないというところから来ているようです。
お部屋ごとに、煙探知機(火災報知器)が天井に設置され、スプリンクラーまで設備されているところまであります。
禁止されても、長年の習慣は止められない人対策であろうと思います。
つまり、タバコもダメだということは…仏壇コーナーを設けても、朝夕のおつとめで、ローソクに火を灯せばスプリンクラーが作動し、お線香を立てれば煙探知機がけたたましく鳴ります。
つまり、ローソクもお線香も禁止の上での、仏壇コーナーなんです。
では、手を合わせるだけで人は満足するかというと、それは仕方がない、我慢です。
高齢になれば、生花を供えてもその手入れが難しくなります(花粉症などアレルギーがある入居者もいるので、生花を持ち込まないという規則のある施設、病院もあります)。
花は造花で代用できますが、ローソクと香炉がない仏壇コーナーでは寂しい。
実は、筆者の90歳になる恩師が、愛妻を失くし、施設の居室に仏壇コーナーを設けたものの悶々としていたのです。
ですから、「電池式ローソク」を一対と、スイッチONにすると電池式の一本線香の先端が赤くなると言う香炉をセットで供物としました。
来客が来たら、ローソクも香炉もONにして、拝んでもらう。
自分も、故人に語り掛けたいときは、ONにする。とても喜んでいただきました。
火が使えない場所でも、使えるローソクなのです。
価格は、1,426円です。