春詣、始まります!
毎年恒例の、池上本門寺の「春詣」がはじまります。
お釈迦様の御命日4月8日に合わせて、池上地区と本門寺が一緒になって春の訪れを慶ぶ「花まつり」が開催されます。
今年は、ちょうど、土日にあたり、なおいっそうにぎやかなお祭りになりそうです。
まず、4月7日(土)は、年に一度の五重塔の特別御開帳が、10時から15時まで行われます。
木遣りに先導された僧侶の読経に続き、導師が世界平和を祈願文を読み上げ、参列者の息災延命をを祈るご祈祷があります。
同じ時間帯には、呈茶席(野点)~大堂前や霊宝殿開館、五重塔まつりが行われ、桜広場では、池上太鼓が披露されます。
そして4月8日(日)。
2500年前の4月8日に仏教の祖であるお釈迦様がご誕生なさいました。
その時、天より甘露の雨が注いだという謂れに因んで、今でも誕生仏に甘茶をそそぎ、お釈迦様のお誕生を、みんなでお祝いします。
花の精に選ばれた子どもたちが、白い象の山車を引いてパレードをします。
そして、三かした子供たち一同の発育を祈願するのです。
13時から13時40分まで池上商店街から本殿まで歩きます。
池上の商店会から、選りすぐりの模擬店が多数開店します。
子ども達の声といっしょににぎやかなひと時が春の中に溢れることでしょう。
また、桜広場では、両日とも、模擬店を始め、野菜マーケットや陶器市なども行われます。
楽しいイベントも数多く企画され、お花見をかねての散策にはもってこいの雰囲気となります。
8日夕方、お祭りを締めくくるかのように、本殿で花まつりコンサートが開かれます。
聴くもよし、いっしょに参加して口ずさむもよし。
明るい歌声とともに、お祭りはにぎやかに幕を閉じるのです。
この他に、春詣は、4月27日(金)~29日(日)の千部会法要や、4月25日(水)~5月5日まで、本門寺境内、五重塔前の道路、仁王門付近で植木市が開かれます。
大きな樹や色鮮やかな花、木彫りの小物や盆栽まで、様々な植木が並びます。
平成から令和にかわる瞬間を、是非池上本門寺で過ごしてください。