カキツバタ、アヤメ、ハナショウブ

カキツバタ、アヤメ、ハナショウブ、これらの花を見分けることができますか?

どれも、同じ様な花と葉をつけるように見えるこれらの花ですが、慣れれば一目瞭然、見分けられるようになります。

ではその違いを見て行きましょう。

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●アヤメ…花は紫で稀に白、編み目模様で外側の大きな花びらに黄色い模様があります。葉の主脈が見分けられずのっぺりとしています。カキツバタ、ハナショウブと最も違う所は、乾いた所に育つ点です。

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●カキツバタ…花は青紫のほか紫、白、紋で編み目はありません。葉の主脈は細小です。水中や湿った所に育ち、ハナショウブと違う点は、開花時期です。開花時期は5月中旬~下旬でハナショウブより一ヶ月先に咲きます。

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●ハナショウブ…花は紅紫、紫、絞、覆輪などで、網目は無く、花の色は様々です。主脈太くよく見ることができます。湿ったところに育ち、開花時期は6月上旬~下旬でカキツバタより一ヶ月後に咲きます。

「いずれがアヤメかカキツバタ」という言葉があるように、見分けがつきにくい花として、題材になる両者ですが、これにアヤメをプラスしてゴチャゴチャになっている人を時々見かけます。

いずれもよく見れば見分けられますので、次の機会にはぜひ観察してみて下さい。

簡単に覚える方法は、まずはアヤメは乾いた土の上。

カキツバタは5月に咲き、ハナショウブは6月に咲く。です。

この点のみを取りあえず頭に入れて下さい。