芝生の手入れ(高麗芝)
あなたのお宅のお庭には、芝生を植えてありますか?
庭の芝生のグリーンが美しいと、ちょっとしたガーデニングでも美しくみえてしまうから不思議なものです。
例えば、絵の額縁の様に緑豊かな芝生は庭の花壇や植栽をひきたててくれる存在です。
しかし、その美しい芝生の手入れとなると、少々厄介だな~と思っている方や、実際に手入れを体験されていてホトホト疲れきった!という方も少なくないのではないでしょうか。
では、高麗芝の季節毎の手入れはどんなことをすれば良いのでしょう。
まずは1月です。
芝生は枯れた状態ですが、この時期の雑草は春以降大きくなるので抜いておきましょう。
他にすることは、特にありません。
次に、2月~3月ですが基本的には1月と同様です。
また、この時期に目土を施される方もいらっしゃるかと思いますが、土量には留意されたほうが無難です。
その際、遅効性の粒状固形肥料などを軽めに散布してやると良いのですが、あくまでも軽目に撒くことです。
目土後の転圧は、特に必要はなくレーキ等で軽く敷き均す程度ですが、毎年目土を施しているとその分、徐々に芝面が高くなってきます。
もちろん、作業後の灌水は必須です。
そして4月は、エアレーションといって地面に穴を開けることで芝生の根に空気を供給します。
待望の5月頃には、芝生がグリーンになり、青々と色づいてきます。
芝刈りの季節です。
同時に雑草も生えますので、小さいうちに抜いておきましょう。
また追肥をしましょう。
6月は芝が旺盛に伸びるますのでこまめに芝刈りしてください。
7月は刈り込みを小まめにして芝生の密度を高め雑草が生えないようにしましょう。
気温が高すぎるときには薬害となりますので除草剤はまかないで下さい。
葉が黒ずんだら水をあげて下さい。
8月は芝が密生して雑草が生えにくくなります。
1~2日に1回は水をやりましょう。
9月も8月と同じお手入れを続け、10月は最後の芝刈りをしましょう。
11月と12月は雑草を抜きましょう。