納骨法要の準備
納骨するとき、仏式では納骨法要を行います。
新しくお墓を建てたという場合には開眼法要もあわせて行います。
納骨法要を行う場合はまず菩提寺に相談しましょう。
開眼供養をする場合には石材店にも相談し日取りを決めるということになります。
公営墓地や民営墓地などで菩提寺がないという場合には墓地管理者や石材店に寺院への手配を依頼することができます。
では具体的な納骨法要の手順をご紹介いたします。
まず、参列者を決め連絡を入れます。
つぎに会食と引き出物の準備を行い、それらの手配をします。
お墓を掃除します。
納骨法要の際には卒塔婆を建てるので、前もって寺院に相談しておきます。
御卒塔婆料は、1本3000円から5000円程度と考えていいでしょう。
それから墓石についてですが、生前にお墓を建てた場合は墓石の文字を朱色にしてあるので、文字色を黒か濃紺にかえる必要があります。
このことも前もって石材店に相談しておきましょう。
次に、開眼法要や納骨法要の遺族の服装についてですが、喪服が基本となります。
三回忌を過ぎれば地味な平服でもかまわないでしょう。
喪服は、男性は黒のスーツ。
ワイシャツは白でネクタイは黒の無地のものが基本です。
ネクタイピンをつけてはいけません。
女性はブラックフォーマルスーツ。
バックも靴も黒で揃えましょう。
光るものは厳禁とされています。
黒は黒でもつや消しの黒を基本としましょう。