夏はやっぱりひまわり
夏が来たなと思わせる現象の一つにひまわりが咲く、というのが挙げられます。
ひまわりは夏の象徴の様な花であり、夏休みの関連グッズや学習グッズ等にもひまわりは、入道雲と虫取り網も持った少年や、浮き輪を持った少女のイラスト等と一緒に必ずと言っていいほど描かれていたりします。
それほどに私たちのイメージの中で夏を想像させてくれる花であるとも言えます。
ひまわりは菊(きく)科の一年草で、学名をHelianthus annuusと言います。Helianthusはヒマワリ属という意味で、語源はギリシャ語でheliosが太陽、anthosが花という意味です。
annuusは一年草という意味なので、ですので要約すると一年草の太陽の花ということになります。
ひまわりの原産は北アメリカで、イギリスに渡ってから太陽の花と呼ばれるようになったと言われています。
太陽の花と言われた理由としてあげられるのは、ひまわりの花のかたちが太陽に似ているからともいわれていますが、ひまわりの花が太陽の方向を向いて方向を変えるからだとも言われています。
ですので日本語のひまわりは〝日まわり〟だとも言われています。
実際にひまわりが太陽の方向を向いて移動するかは、花のつぼみのうちだけで、昼間に太陽の方向を向いて、夜に元の位置に戻るということなので、くるくると回るわけではないようです。
花が咲くは花の向きはだいたい東に固定されるようです。