香典あれこれ

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香典の書き方ってわかるようでいて、いざ書こうとすると、戸惑ってしまうことがあるものです。

そんなことの無いように、香典について色々と知っておく方がよいでしょう。

まず香典の書き方です。

表面には、水引の上に「御香典」又は「御仏前」と表書きしましょう。

自分の名前は水引の下に表書きよりも少し小さめの字で記入しましょう。

裏面には下段に差出人の住所と氏名を記入しますが、中包みのある場合は、住所や金額を中包みに記入します。

その場合には裏面には何も記入しないようにしましょう。

またこれらを記入する場合には薄墨の筆ペンを使用して書くのが基本です。

薄墨を使用するのは、「涙で文字が薄れてしまいましたよ」という意味が込められているからです。

なんとも日本人らしい細かい心配りですね。

しかし、薄墨がどうしても用意できないといった場合には黒文字で記入しても問題にはなりません。

人が亡くなるというのは、急なことですから前もって薄墨を用意できないこともありますので、問題とはされません。

しかし理想的には薄墨を使うの「理想的」な書き方だと言えそうです。

それから中身の金額についても重要なポイントがあります。

香典にはある程度の相場がありますが、この金額でなければならないといったものはありません。

しかし避けた方がよい金額があります。

それは【4】や【9】が入った数字を避けることです。

これは苦しいという言葉を連想させるため避けた方よい金額だと言われています。