終活事情
皆様は、「終活」と言う言葉をご存知ですか。
終活とは人生のエンディングに向けて、人生の最後の準備をしておこうという活動です。
就活や婚活の派生語だと言われていますが、どんなことでも、行動に移さなくては「丸く納まらない時代」を象徴した様な言葉ですよね。
結婚にしても就職にしても、昔は活動というような〝自ら動くような行動〟をとらなくても何とかなったものです。
この「終活」にしてもそうです。
大昔は、どんな人でも結婚しましたし、子供を持ち、年をとっても子供と共に暮らしていたものです。
もちろん、最後は子供が看取ってくれるもので、あまり人生の終焉について考える必要もありませんでした。
子供を授からないひとでも、養子縁組したりして家族をつくる人が殆どでしたので、現代の様に年をとって1人暮らしや、老夫婦だけの家庭というのはあまりありませんでした。
そう考えると、なんとなくさみしい時代ですよね。
しかし気楽に自立して暮らすことが普通となった今、さみしいなんては言っていられません。
私たちが自ら選んだ生活スタイルですから、人生の終焉も自ら選択していかなければなりません。
そんな〝終活世代〟人生の最期、つまり〝死〟をどう迎えるか、大きな問題がつきつけられています。
終活なんてどうしたらいいかわからないという方は、終活をサポートするカウンセラー等がいますので、一度相談してみるのも良いかもしれません。
医療や保険、延命治療をどうするか、終の住処をどうするか、お金の問題にそう向き合うか等を一緒になって考えてくれるのが終活カウンセラーです。