余命宣告

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東京医科歯科大学が、2006年に約1500の病院に対してアンケートを行いました。

アンケートの内容は、病名や余命の告知についてです。

その中で死期を意味する病名を告げるかどうかについては、【病名を告知する】と答えた病院は66%ありました。

また余命についての告知は30%だったということです。

このことからも分かる様に余命宣告や病名の宣告に対しての病院の対応には違いが見られます。

もし元気なつもりでいても、ある日突然に病名または、余命の宣告をされたとしたら、あなただったらどうしますか。

あなた自身が大変であることはもちろんですが、家族にとっても「その宣告」は大きな意味を持ちます。

では、告知される側の私たちが、いつかやって来るかもしれない告知に備え、準備しておくことはあるのでしょうか。

厚生労働省の調べによると、平成20年の死亡率トップは悪性新生物(癌)が一番多く34万2849人でした。

全死亡者に占める割合の約30パーセントです。

30パーセントということは、3人に1人は癌で死亡してるということになります。

もし癌になったら、病名の告知から逃げて治療するということはできません。

あるアンケートの結果では、もし癌になったら告知してほしいですか?

という質問に対して「告知してほしい」と答えた方は80パーセント以上にのぼったそうです。

あなたは、どうですか?

もし告知して欲しいとしても、いつか来るその時に備えて、家族でよく話し合っておかないと告知してはもらえないかも知れません。

あなたが今はまだ若いとしても、今から準備しておいて遅いということはないのではないでしょうか。