仏壇を設置する場所
核家族化が進んでから、仏壇を置く家というのはめっきり少なくなった印象があります。
仏壇のある家と言えば、昔ながらの大きな和風建築を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
確かに昔の家には、必ずと言っていいほど仏間がありました。
しかし、最近の建築で仏間のある家というのは…あまり見かけることがなくなってしまいました。
ですので、いざ仏壇を置こうと思うと、どこに置いたらいいのかを考えてしまったり、スペースに頭を悩ませているという人も少なくないのではではないでしょうか。
そんな時は、以下を参考にしてみてください。
まずは、仏壇を置く高さを考えましょう。
仏壇は座ってお参りしたときに、御本尊様を見上げる高さで調節できるようにしましょう。
次にスペースですが、半畳程度の大きさがあれば床置きできる仏壇を購入することができます。
床置きできるタイプは台座とセットになっているので、目線の高さのことで悩まずに済みます。
また半畳のスペースも難しいというお宅も多いことと思いますが、そういう場合は壁掛け式の仏壇が登場していますので参考になさってみてはいかがでしょうか。
またタンスの上やリビングボードがあるお宅は、その上に置くタイプのものもあります。
次に仏壇の向きですが、西方浄土に向かっているから西が良いとか、本山に向かってが良いとか、いろいろな説がありますので、ある意味こ
じつけは自由にできる状態です。
ですので、どの方角に向けても構わないというのが最近の傾向です。
昨今では、ショッピングモールなどでも仏壇専門店を見掛けるような時代となりました。
ご家族でのお買い物ついでに、ご覧になられてはいかがでしょう。