昨今の墓地事情

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昔は墓地と言えば、ヒトダマが飛び交い、ゲゲゲの鬼太郎がカランコロンと歩いているような、少々オドロオドロしいイメージがありました。

しかし近年では、ハリウッド映画のワンシーンの様な開けた見晴らしのよい明るい墓地が増えています。

その中の一つが「芝生墓地」や「ガーデニング墓地」と言われるものです。

芝生墓地とは、その名の通り芝生型墓地のことで、芝生の敷地の中に「納骨室」が埋めてあるような平面型の墓地です。

映画やドラマでもおなじみとなりましたが、欧米では主流となっている墓地の型です。

芝生墓地の特徴は、外側の柵で石碑を囲む日本のお墓の形態と違って、外柵がなく石碑と石碑の間に緑の芝生が敷き詰められていることです。

この開けた空間の中に高さの低い墓石を配置することにより、遠くまで見渡すことができるので開放感のある空間となっています。

そのため、全体的に圧迫感がなく、昔ながらの日本のお墓のイメージとは全く違うものに仕上がっているようです。

ですので洋型の墓石や、自由にデザインされた墓石がとてもよくマッチします。

また、この芝生墓地と同じ様に開けた空間のなかに、花が敷き詰められたように植えられているのが、ガーデニング墓地です。

こちらも従来のお墓とは大分景色が変わってきます。

柵で仕切られた従来のお墓に代わり、四季折々の花々で囲まれたような具合になっている「霊園」もあります。

その為に墓石のデザインの自由度が飛躍的に増しました。

こんな霊園の中には、ユニークなものや、凝った墓石をたくさん見る事ができます。

もし個性的なお墓を建てたいと思う方には芝生墓地やガーデニングの墓地が最適かもしれません。

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