低価格葬儀

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皆さんは、安いお葬式の広告を見かけた事はあるでしょうか。

たとえば『葬儀一式21万円』とか『葬儀一式とお布施で35万円』といった内容の広告です。

さて、お葬式ってそんなに安い価格できるのでしょうか。

日本のお葬式の平均の金額は、葬儀費用一式に1,266,593円。

飲食接待費用に454,716円。

寺院の費用に514,456円。

合計では、1,998,861円になるそうです。

それなのに一式35万円とは、何か裏にからくりがなければ、35万円という破格な費用で葬儀社が採算がとれるということに納得がいきません。

もしこの裏のからくりを知っていて激安や葬儀をあげるというのであれば全く問題はありません。

個人の方針や主義の問題もありますし、激安の葬儀が世の中に存在していることで助かる人というのもたくさん存在することでしょう。

また、高すぎる葬儀を行ったところで故人が喜んでくれるというものでもないでしょう。

しかし、この裏の仕組みを知らずに激安葬儀をお願いしてしまい、後悔する方というのも中にはおられるものです。

その後悔するであろう予備軍の方達には、この仕組みを知っておいて頂きたいのです。

では、この仕組みとは、一体どんなことなのでしょうか。

まず、葬儀で一番コストがかかるものは生花です。

この生花は、遺族が葬儀会社に注文するものですが、それをお柩に入れる切花に利用しないで別の葬儀で使える限り、使い回します。

また、人目には判り難い精巧な造花を使用している葬儀社もあります。

他には全く経験のないアルバイトが葬儀を取り仕切っていることもあります。

大体この2点は必ず行われています。

是非その事を承知した上で、依頼する葬儀社を慎重にお選び下さい。

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2013年8月29日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:現代終活考

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