お盆

obon004

盂蘭盆会(うらぼんえ)というのがお盆の正式名称だということをご存知ですか。

盂蘭盆会(うらぼんえ)とはサンスクリット語の「ウランバナ」が語源です。

サンスクリット語とは、古代から中世にインドで用いられた言葉です。

今ではサンスクリット語を日常的に使う人はほとんど居なくなりましたが、インドでは22ある公用語の一つとされています。

お盆は、お釈迦様の弟子と言われた目連尊者(もくれんそんじゃ)がお母さんを救う話に由来しているといわれています。

「ウランバナ」は逆さ吊りという意味で、逆さまに釣り下げられているような苦しみにあっている者を救うための法要という意味だそうです。

このお話は、目連尊者(もくれんそんじゃ)が神通力によって、餓鬼道に落ちた自分の母親が、逆さづりにされて苦しんでいるのを知ります。

何とか母親を助けようとして、目連尊者(もくれんそんじゃ)お釈迦様に相談します。

そうすると、お釈迦様は夏の修行が終わり、7月15日になったら多くの供物を捧げて供養すれば母親を救えると教えてくれました。

お釈迦様の言うとおりにした所、母親が極楽往生しました。

それ以来この日は父母や先祖を供養する日となりました。

日本では推古天皇の時代から、お盆の行事が行われるようになりました。

私も、お盆がサンスクリット語が由来であるという事を知った時は、ちょっとした驚きでした。

このお盆の風習は、日本に古くからある祖霊祭祀と結びつき今日まで大切な行事とされています。

この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます:

    相変わらずジメジメと湿気の多い日がつづいていますが、本日7月7日は七夕ですね。 関東は未だ梅雨時期で朝からの降雨で気温…

    私たちは、朝のお勤めをするときに、自分の宗派の言葉を口にします。 日蓮宗では、『南無妙法蓮華経』ですね。 『南無』はサ…

    仏具の種類・名称にはどのようなものがあるのでしょう。 仏具を飾るために必ず仏壇そのものが必要です。 仏壇の他に必要なも…

    そもそも供養とは何でしょうか? 供養とは、『供給資養』の略で、「プージャー」というサンスクリット語の訳のことです。 一…

    五輪塔とは、鎌倉・室町時代、早くても平安中期、確実なところでは平安後期に最も建てられた種類の独自の特徴をもつ墓石のことで…

タグ

2014年5月1日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:仏事用語

このページの先頭へ