喪中はがき

喪中の葉書をもらったらどうしますか?

本来であればお正月が終わった松の内を過ぎたあたりに、寒中見舞いとしてお悔やみの気持ちを伝えるのがマナーとされていました。

しかし最近では、喪中の葉書がとても早い時期に来る事も多く、この場合はお悔やみの気持ちを一刻も早く伝えたいという方もいらっしゃいます。

お悔やみの気持ちを一刻も早く伝えたいと思う程の相手なら、葬儀に参列するべきだったと思う方もいらっしゃるでしょうが、現代では少子化と核家族化の影響で、葬儀自体が縮小傾向にあり、家族葬や直送の葬儀が増えています。

そんなこともあって、故人が亡くなったことを喪中葉書で初めて知ると言うケースもすくなくないようです。

そんな方の為に、喪中はがきをいただいたらすぐに返事を書くことができるよう「喪中見舞い」が最近では定着しつつあります。

これは本当に最近はじまった習慣なので具体的な内容がわからない人も多いと思いますが、喪中の方に対しての心遣いをはがきに託して送るものと思っていただければ良いのではないでしょうか。

最近の習慣の為に厳密なルールやマナーといったものはありませんが、年内でも年明けでも送る事ができます。

内容はできるだけシンプルにまとめましょう。

余談ではありますが、最近ではメールでお知らせする人も徐々に増えて来ています。

ごく親しい人に限られるようですが、メールの傾向はこの後も増加していくと思います。

ただ現在ではごく親しい人に限定したほうが良さそうです。

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2014年6月6日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:仏事用語

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